No.0001 カタログの見方
しかし、パソコン自体にあまり詳しくないと、何が書いてあるのかさっぱりわからない、というほど難解な文字列が並べられています。
今回はこれを一つずつ見て、理解していきましょう。
パターンさえわかれば、MacもWindowsもさほど変わらないので、一度覚えてしまえば、難解な文字列に拒否反応を起こすこともなくなります。
デュアル 2GHz PowerPC G5
1GHz フロントサイドバス/プロセッサ
各512K 二次キャッシュ
512MB DDR400 SDRAM
最大8GBまでSDRAMを増設可能
160GB シリアルATA
8x SuperDrive
PCI-X スロット 3基
NVIDIA GeForce FX 5200 Ultra
64MB DDR ビデオメモリ
56K 内蔵モデム
デュアル 2GHz PowerPC G5
このマシンの心臓にあたる、CPUの種類をあらわしています。
IBM製の64ビットPowerPC G5を搭載しています。PowerPC G5以前のPowerPC G4,G3などは32ビットのCPUで、64ビットのCPUは、32ビットCPUに比べて、43億倍のデータ量を扱うことができます。
デュアル 2GHzというのは、クロック周波数 2GHzのPowerPC G5のCPUを2つ持つということです。これは、Macの中ではPower Mac G5のみが持つもので、通常CPUは、1つです。
クロック周波数は、同種のCPUであれば、この数字が大きいほど処理スピードは速いと思って良いです。(処理スピードはその他の要因により変わってくるので、あくまで目安で)
フロントサイドバスとは、CPUとメモリや周辺回路を接続する配線のことで、この場合、そのスピードが各プロセッサ1GHzであることを示す。
CPUのスピードがいくら速くてもフロントサイドバスのスピードが遅いと、パソコンの性能は低くなってしまう。
二次キャッシュとは、CPUとメモリの間にあり、CPUが読み込んだデータを一時的に保存しておく記憶装置です。
「 2次 」ということは、当然「 1次 」もあり、場合によっては「 3次 」まであります。
これらは、メインメモリよりも高速で動作し、頻繁につかわれるデータはここに蓄積されます。これにより、高速な処理を可能にします。
メインメモリの容量と種類をあらわします。
ダブルデータレート(DDR)モードという高速なデータ転送機能を持ったシンクロナスDRAM(SDRAM)。難しいですか…?
DDR400というのはメモリチップの規格で、メモリモジュールの規格ではPC3200ともいいます。最大データ転送速度が3.2GB/s (3200MB/s)であることからこう呼ばれます。MacにはDDR333 (PC2700)という規格もつかわれますが、これは最大データ転送速度が約2.7GB/s (2666MB/s)なので、DDR400は高速であることがわかります。
このようなメモリを、合計512MBの容量を持つことをあらわしています。
メインメモリは、キャッシュと同じく一時的にデータを保存しておきますが、アプリケーションによっては必要とするメモリ量に違いがあり、標準搭載量より多くのメモリが必要になる場合があります。
最大メモリ搭載量をあらわします。この場合、合計8GBまでは増やすことができます。
マシンによって、メモリスロットの数が少なかったり、そもそもOS、CPUが対応していなかったりしますので、メモリを増やす場合は参考にします。
ハードディスクの容量と、規格をあらわします。
シリアルATAとは、ハードディスクの規格の1つで、ほかにUltra ATAなどがあります。Ultra ATAとシリアルATAを名前だけで比べるとUltraの方が早そうですが、実際はシリアルATAの方が高速です。
ATAはIDE規格とも呼ばれ、以前のパソコンでつかわれていたSCSI規格とは別ものなので、ハードディスクを増設する場合は注意が必要です。
サイズに関する項目はここにはありませんが、デスクトップ機は3.5インチ、ノートパソコンは2.5インチのハードディスクが多くつかわれています。
CD・DVDのドライブの種類です。
8xとは、音楽CD再生時の回転速度を1倍速とした場合の比率で、DVD-R記録時に最大8倍速で動作します。ちなみにCD再生時は最大32倍速です。
SuperDriveは、CD-RW、CD-R、CD-ROM、DVD-R、DVD-ROMの読み書きが可能です。
コンボドライブは、CD-RW、CD-R、CD-ROM、DVD-ROMの読み書きが可能です。
PCIスロットは本体の機能などを拡張するためのもので、ビデオカード以外の様々なPCIカードを装着して使用します。しかし、標準的な使用方法をするのであれば、必要のないスロットになりますので、ある意味プロ向けまたはマニア向けともいえるかもしれません。
PCI-Xは、PCIの機能をサーバ向けに拡張したものです。
グラフィックカードの種類です。グラフィックカードとは、パソコン内のデータを画面表示するための機能を持ちます。平たくいえば、これがないと画面に表示ができないということです。
ATI Radeon 9600 XT
ATI Radeon 9800 XT
NVIDIA GeForce FX 5200 Ultra
NVIDIA GeForce 6800 GT DDL
NVIDIA GeForce 6800 Ultra DDL
などが、Power Mac G5には装着可能のようですが、性能の違いは、描画速度だったり、3Dグラフィックスの処理性能などのようです。特に、3Dをよく扱う方(3Dのゲームなど)は、それぞれのカードの特徴を考えて選択します。2Dの処理能力は、すでに十分なレベルを持つものが多いです。
iMacなどグラフィックカードの選択ができない機種もありますので、この点も考慮してパソコンを選択しましょう。
各グラフィックカードについて詳しく知りたい方は、それぞれのグラフィックカード開発元ホームページへどうぞ。
上記グラフィックカードに装着されるビデオメモリの容量と種類です。メモリ容量が多ければそれだけ、より速く多くの処理が行えるようになります。
グラフィックカードは、専用メモリの種類、容量、メモリ帯域が重要になります。メモリにはDDR、SDRAMなどがあり、DDRのほうがより高速に動作します。
NVIDIA GeForce 6800 DDLシリーズは、256MBのGDDR3ビデオメモリを備えており、映画制作スタジオ並みのグラフィックをリアルタイムで描画できるそうです。
モデムとは、コンピュータから送られてくるデジタルデータを音声信号に変換して電話回線に流したり、電話回線を通じて聞こえてくる音声信号をデジタルデータに変換したりする装置のことで、インターネット接続や、パソコン通信などに使われます。
最高56kbps(下流)というスピードで通信が行えます。

